いったんは通り過ぎましたが、気になって引き返し、レッスンを終えて帰るや、すぐ喜多村光史さんの水盤に生けたのが、一枚目です。
水に浸したらどうなるだろうという疑問を抱きました。
しかし、その後、歌のレッスンに続いて上野さんとの打ち合わせがあり、時間がなかったので水に浸した写真は撮れず、茶碗に水をはり、そこに浸したままで外出しました。
一夜を明かし、花だけを引き揚げて喜多村さんの水盤に置いたのが二枚目です。
色が脱けました。色がついている時はそれなりに、脱けてもまた、艶めかしいものです。生物感があります。
三枚目です。
色のついた水に、脱色された花を生け戻しました。
しかし、もとの花にあったような、深紅の水にはなっていません。水の分量に対して、花の色が少ないのでしょうか。着物の染料に使うためには、ずいぶんたくさんの植物を用いる必要があるようです。
一種の花材で三枚の写真というのは、作品として弱いようです。
しかし、変化には興味を抱きましたので、三枚とも掲げます。
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